子宮内膜症と子宮筋腫

子宮内膜症とは、子宮内膜が卵巣など、
子宮体部の内側以外の場所で増殖する病気をいいます。

子宮内膜が子宮の筋層内で増殖した場合を子宮腺筋症といいます。
増殖した組織は、子宮内膜と同じように月経とともにはがれて出血しますが、卵巣で増殖した場合は排出できず、卵巣に古い血液がたまります。
これをチョコレートのう腫といいます。

月経時の下腹部痛や圧迫感、腰痛のほか、下痢、性交痛、過多月経などがみられます。
また、卵管にできた場合は、不妊の原因となります。
子宮筋腫とは、子宮の壁をつくる筋肉層にできる良性の腫瘍で、筋腫の大きさは小豆大のものから、大人の頭ほどの大きなものまでみられます。
数も1個だけの場合もあれば、数個〜数十個できる場合もあります。
多くは無症状で、この場合はとくに治療はせず、経過観察とします。
なお、子宮筋腫ががんになることはありません。

筋腫が小さいうちは、とくに症状はみられませんが、筋腫がこぶし大以上になると、さまざまな症状が現れてきます。

主な症状は、過多月経とそれによる貧血、月経時の下腹部痛や腰痛です。

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